7種類のAGA治療薬を細かく解説

AGAの基本と治療薬の分類

7種あるAGA治療薬のうち4種は、進行を抑える効果があるもので、発毛を促進する効果があるものが3種ですが、これらにはその成分などからそれぞれ適正な使い方があります。それぞれを案内する前に、まずAGAについての基本を簡単に紹介します。AGA進行に係る物質は3つで、ジヒドロテストステロン(DHT)、5αリダクターゼ1型/2型、アンドロゲン受容体です。男性ホルモンDHTには脱毛因子が含まれます。リダクターゼは体内にあるテストステロンをDHTに変え、型の違いで存在する所が違い、1型が側頭部、後頭部で2型が前頭部、頭頂部です。この存在傾向で抜け毛の状態にパターンが出ています。アンドロゲン受容体はDHTと結合し抜け毛促進に働きます。進行を抑える薬はこれらの物質の働きを抑制するもので、血行をよくするものが発毛促進薬になります。

進行抑制薬4種、発毛促進薬3種の特徴と使い分け

進行抑制薬4種は、プロペシア、そのジェネリック医薬品、ザガーロ、アボルブですが、主成分は前2点が同一でフィナステリド、後2点も同じで主成分はデュタステリドと言います。フィナステリドは5αリダクターゼ2型の、デュタステリドは1、2両型の働きを抑えるものです。ザガーロ、アボルブの方が効果範囲が広く思えますがその分副作用が大きいので、前頭部、頭頂部だけの薄毛は勿論、側頭部、後頭部だけの場合も副作用のリスクを下げることを優先し、プロペシアとジェネリック医薬品を選ぶ方がよいでしょう。発毛促進薬3種はミノタブ、ロゲイン、アロビックスです。前2者は内服薬と外用薬の違いで主成分は同じミノキシジルで血管を広げ血圧を下げる効果がありますが、肝臓負担、多毛症状などの副作用もあります。アロビックスは違った成分で大きな副作用はないものの市販されていません。薬の効果と副作用のリスク、利便性を考え選ぶことが大切です。